初えびすとは?|愛知県の熱田神宮の五日えびすで商売繁盛!
初えびすをご存知ですか?
商売繁盛の福運を願う参拝者で大賑わいとなり、正月早々大変賑わう愛知県熱田神宮の「初えびす」について調べてみました。
一月五日に行われることから「五日えびす」とも呼ばれています。
初えびすとは?
「初恵比須」「初ゑびす」とも書き「はつえびす」と読みます。
初えびすの意味
初えびすを調べてしてみると、「正月10日に行われる、えびす神を祀る祭礼」
と書かれています。
年の初めに「縁起物」を買い求める場として各地で賑わいます。
縁起物とは「お札」や「福熊手(ふくくまで)」と「福箕(ふくみ)」のことです。
七福神の一柱の恵比寿様
初えびすを語るにはまず、初えびすの「えびすを知ってから」ということで
「えびす」とは「恵比寿」とも書き、福をもたらす象徴として日本で信仰されている七柱の神
「七福神(しちふくじん)」のなかの一柱なのです。
「えびす様」とは右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱える姿が一般的で、ご存知の方も多いと思います。
(エビスビールのキャラクターとでも言えばわかりやすいでしょうか?)
えびす様は「大漁追福」の漁業の神様のことで、時代とともに福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神となっていきました。
七福神の中では、唯一日本由来の神さまなのです。
初えびすは熱田神宮
愛知県名古屋市のえびす様といえば
熱田神宮の「初えびす」です。
正月の一月五日の午前零時に始まり「五日えびす」とも呼ばれます!
「初えびす」は商売繁盛・家内安全・漁業豊漁を祈る祭りで、上知我麻神社、大国主社、事代主社で執り行われます。
大勢の参拝者で境内は荒々しいほどの熱気にあふれ、「えびすの一番札」や「福熊手」や「福箕」を我先に取り合うように受けようとする様はかなりスゴいです・・・!
【開催場所】
熱田神宮
上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)
大国主社・事代主社
【開催日時】:午前零時
初えびすの様子
初えびすのお札には「熱田三面大黒」という古図に基づいて描かれ、えびす様を絵像化した最初期のものとされています。
縁起物だけに何度も受け取っていますが、中を開くことなく毎年お返しに行ってますので見たことはありませんが・・・。
アナタにその気があるなら開いて見てみてください!
お札には3種類あり、商売の方には「あきないえびす」、お勤めの方には「はたらきえびす」、漁業の方には「とりえびす」があります。
買った瞬間に宮司さんや巫女さんから大きな声で
「商売繁盛~~~!!」とかけ声と拍手をしてもらえます。
とても縁起が良さそうです!
また、初えびすでお札を受けとったら福を逃がさないように、誰とも口をきかず寄り道もせず一目散に帰宅するちょっと変わった風習も伝えられております。
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