スマホの5Gって何?何ができてどうなるの?

公開日:  最終更新日:2020/05/18

5Gイメージ

今、CMなどではスマホで5G関係のものが多い

5Gって何やねん?

何ができてどうなる?

何が必要なの?

って本当のところわからないことだらけ!

ネットで調べてみても、小難しい説明が多く

ハッキリ言ってそんなめんどくさい説明は必要ありません!

結局は何ができて、どうなるの?

自分にとって、どぉーすりゃ良くて、どこが便利になるの?

て、ところを

おじさん、おばさんにもわかるように書いてみました

そのかわり難しい解説は一切ナシ!

というかそんな難しい話できません。。。

スポンサードリンク

スマホの5Gって何?

5Gイラスト
スマホの5Gとは超簡単に言えば第5世代のこと

5ジェネレーション(5generation)の意味です。

 

最近ではお笑い芸人を紹介するとき、新しい話題の芸人たちのことを「お笑い第7世代」とか言われたり

新発売されたiPadを表記するのに第6世代とか第7世代とか紹介されていますよね!

まあ、通信技術の5番目の波がきた!って感じでしょうか?

技術的には今までに比べてものすごく高速かつ大容量通信ができるようになると言われています。

無線データ通信網の技術革新の話で

通信システムと携帯端末の両方を、根幹からそっくり入れ替え、大幅な通信速度向上を実現する節目とその仕組みが変わっていく境目を“世代”(Generation)と呼んで分けているのです。

難しい話はさておき

今までより通信が早くなって大きなサイズの動画でもあっという間にダウンロードできたり

動画通信のタイムラグも大幅に軽減できるらしい・・・!?

スマホで撮った写真を画面で見てもそれほど大きくありませんが、実際の大きさは無駄と呼べるほどバカでかいのです。

そんなバカでかいサイズの写真をSNSにアップしたり、メールで送ると「アレっ?}てくらいモタついたり、

また、映画をHuluやAmazonのプライムビデオなどでダウンロードしたりすると

今までだったら「壊れてるの?」って思えるくらい時間がかかっていたりしたこともあったんです。

そこで、今回の5G(第5世代)ではそんなモタつきや固まりがほとんどなくなり、スムーズでストレスのない通信環境になると言われているのです。

まあ、今までも毎回言われてきていますけどね・・・。

今までの通信量ならスムーズになっても、今まで以上の通信量を流すことになれば、また同じことの繰り返しになるんじゃないの?って話ですけど。

世代の移り変わり

今まで、大体10年ごとに世代交代してきています。

 

第1世代

1985年から
アナログ方式の第一世代通信システム(1G)
ショルダーホンイラスト
車載電話や肩掛けのショルダーホンが発売されました。

通話は都市圏に限られる
社用車やハイヤーなどを中心に自動車用の移動通信サービスとして利用されていました。
バッテリーやアンテナも含めて携帯できる電話が登場したのは1985年で、その名は「ショルダーホン」。

重量約3kgの肩かけ式で、小型の携帯電話やスマホしか知らない人が実際に持ってみたら「えっ!こんなに重いの?」と驚くくらい重かったです。

1991年頃には今の携帯電話に近いくらいに小型化が進んできました。

第2世代

1993年から

1993年にデジタル方式の2Gが運用を開始されました。
デジタル化により携帯電話でメールが利用可能になりました!
一般の電話回線からアンテナを引いて通信するPHSも普及しはじめました。

1999年2月にはドコモのiモードのサービスが始まり携帯電話でインターネット使えるようになりました。

第三世代

2001年

2001年には、それまでとは桁違いな数Mbpsの高速データ通信が可能な3Gの運用がスタートしました。

携帯電話でインターネット利用が一般的になってきました。
iモードもさらに進化し

ドコモではFOMAがはじまり、テレビ電話や映像・音楽といった情報配信など、今まではできなかった様々なサービスが可能になりました。

2007年1月にはアメリカでiPhone(初代)発売されました。

AppleのデジタルオーディオプレーヤーであるiPod、携帯電話、インターネットや電子メールの送受信などが行える携帯情報端末、これら3つの機能を併せ持った機器として登場しました。

2008年7月には、日本でもSoftbankからiPhone3Gが発売されました。

第4世代

2012年から

みなさん、ご存知の通り

今までの世界です。

携帯電話(ガラケー)からどんどんスマホに変わっていった時代です。

スマホで、メールはもちろん、テレビ電話、動画視聴、ゲーム、家電の遠隔操作

アプリで様々なサービスが受けられる時代のことです。

第5世代

2020年

いつから使える

5Gのサービスは2020年3月から開始

2020年4月現在

まだ、都市部でしか使えません。

徐々に全国へと展開していく予定です。

2021年末から2022年くらいまでに全国で使えるようになる予定です。

だから、慌てて5G対応スマホに変える必要はないということです!

各キャリア5Gエリア

2020年4月末時点

ドコモ5G通信利用可能施設・スポット一覧

 

au 5G 対応エリア (2020年3月末)

 

Softbank5G 対応エリア (2020年3月末)

 

楽天モバイル5G 対応エリア
2020年5月4日現在 掲載なし

スマホ5Gで何ができる?

5Gイメージ2
テレビコマーシャルでは、あくまで理想の可能性をいかにもスグ、誰でもスゴイことができるみたいな宣伝ですから・・・。

期待してしまいますよね!

でも、それほど変わりませんから!

それにスマホ単体の端末だけで受けられる恩恵はたかが知れています。

社会のインフラ整備の充実から受ける恩恵のほうがはるかに高いでしょう。

それでも一応5Gになってできることを書いておきます。

高速大容量通信

4Gと比べて、通信速度が約20倍ほど速くなります。

今まで2時間映画をダウンロードするには6~7はかかっていましたが、5Gでは3秒ほどで完了します。
高画質で容量の大きい動画でもストリーミングでスムーズに視聴できるようになります。

8K映像の伝送などもできるようになります。

VRも今まで以上に臨場感が増し、より臨場感がある映像を視聴できるようになります。

超低遅延通信

テレビの中継などで見られるタイムラグはほとんどなくなり、リアルタイムに近い通信が可能になります。
スマホのテレビ電話でも5Gでは映像も音声も遅れることなく、スムーズな会話が可能になります。

多数同時接続

多くの端末を同時に接続できるようになります。

一度にたくさんの人が同時に接続すると、通信速度が遅くなるという現象はある程度仕方のないものでしたが、5Gではそんなストレスもなくなります。

その他

その他にも

ホログラム立体化

家庭にある家電がつながり、「IoT」がさらに進む

自動車の自動運転

遠隔操作

ドローンでの宅配・点検

などが期待できます。

5Gではいろんな社会貢献に期待できるサービスも多いですが、我々のような個人・一般の人間が一番楽しめるのが

5GとVRの関係でしょう。

VR・ARゲーム

ライブやスポーツ観戦

これはCMでもよく紹介されていますが、自宅にいながら現場のコンサートや試合を観戦できるようになります。

また、現場以上に会場内の様々な視点のカメラ映像でマルチアングルな映像を楽しむことができるようになります。

CMでは試合中のグラウンド内に選手と一緒に立っているようなイメージですが、どこまでのリアル感のあるシロモノなのか楽しみではあります。

好きな選手だけを追跡して観戦できたりするのでしょうか?

※これについては、昔DVDが出はじめたころ、マルチアングル撮影された映像なら2Dで同じようなことができたのですが、ほとんど進化・発展はしませんでしたので?この先どうなっていくのかはわかりませんけどね・・・!

VRで遠隔会議

今でも、コロナの影響で自宅でリモートワークをしている方も少なくないかもしれません。

自宅でモニター見ながら会議に参加したりしている方もみえるかもしれませんね!

これが5Gの通信で行えば、音声や映像が遅れたりすることもなくなり、情報共有がスムーズになると思われます。

また、VRで会議を行えば参加者がそれぞれアバターとなり、仮想会議室でミーティングをして実際に会って話しているかのように会議をすることができます。

商品の疑似体験

VR旅行

などなど

SF映画の中のような最新システムが現実になってくる。

近づいてくる感じです。

目の前に仮想スクリーンが登場し、最新ニュースや様々な情報が入手できる?
スマホの画面を見なくても目の前に大きなスマホ画面がある感じ?

自動車にフロントガラスに様々な情報が表示され、自動運転で目的地に到着できる。

駅など、町の至る所で生体認証システムは当たり前になる

携帯電話とかスマホという枠だけでは捉えられないサービスが展開されると予想されています。

まず、今までのスマホでできたちょっとスゴいことが、ごく普通に当たり前になってくる

今までは特別な人、使えることができる人だけのサービスが

が誰でも当たり前に使えて使うことが当たり前になっていくでしょう。

スポンサードリンク

 

スマホの5Gには何が必要なのか?

5Gの恩恵を受けるためにまず必要なのが、やはりスマートフォン。

それも大容量通信を高速で対応できる「5G対応端末」を使うことによって、それらのサービスの恩恵を完全な形で受けることができるようになります。

スマホは5G対応に変えなければいけないのか?

いいえ。

今(2020年)はまったくそんな必要はないと考えます。

あくまで予想ですが、5Gでのサービスが一般化してくるのは早くとも2023年以降ではないかと考えられます。

その頃には街中のシステムやスマホなどの端末、家電商品、車などの整備も追いついてくるので、それからでも遅くはないでしょう!

最先端のサービスや情報を利用したい方は、これから出てくる最新端末を購入しておくべきでしょう。

スマホだけで考えれば機能は限定的

ゲームや動画のデータの転送量が増加するので
今まで以上に繊細な大容量の動画が保存・閲覧が可能になるので

映画などの大容量動画データを数秒でダウンロードしたり

カメラで撮影した動画を、YouTubeなど動画投稿サイトなどに高速でアップロードすることができる

今までゲーム機じゃないとできなかったゲームがスマホでできる。

など

今までもできたことですが、もっとスムーズにできるようになるということでしょう!?

でも、今できるのはそれぐらいなのかも?

それじゃあ、今までとそれほど変わらないじゃん!

って思われるでしょうね!

そのとおり

それほど、劇的に変わるわけではありません!

今までだって劇的には変わってこなかったでしょ!

社会のどっか特別なところで変わっていき、それらが徐々に一般の社会に普及していくのですから・・・!

昔は連絡手段が手紙しかなかった時代に電話は画期的で特別だったわけで

いつのまにか電話も当たり前のように一家に一台所有するようになった!

それから本当に一部の人が高い基本料を払って使っていた、携帯型のショルダーホンがいつのまにか一人一台ずつ使える携帯電話になった。

そしていつのまにか電話以上の機能を持つ端末に変わり

さらにパソコンのような機能があるスマートフォンに変わる!

そして、今回はまたスマートフォンから5Gを使った様々なサービスが当たり前になっていく!

そういうことだと思います。

過去の歴代のドコモの携帯電話の歴史を知ることができます。
ドコモの携帯電話の歴史

今までの携帯電話からスマートフォンに移ってきた過程

私が実際に体験してきた第1世代から第5世代までの流れ

第1世代

ショルダーホン

すごく重かった携帯電話です。

1985年頃、昭和60年

昭和の中頃、もともと電話が一人1台ずつ持ち歩くようになるなんて夢また夢の世界でした。

それが1985年、車に車載できるようになり

そのまま、3キロ近いショルダー型(ショルダーホン)になり、スゴイなあ~なんて思っていました。

最初に見たのはは建築会社やパチンコ店の社長さんが車載用の電話として使っていました。

まだ自分が若い頃、パブの店員やっていて、お客さんの社長さんたちがこのショルダーホンを持っていて、繁華街を歩くときに持たされていた思い出もあります。

昔の大きな携帯電話のイラスト

そのうち1987年(昭和62年)ごろ、重かった携帯電話が大きめの辞書ぐらいの大きさになり、重さも900gとかなり軽くなりかなり持ち運びはしやすくなりました。

まだまだ電波状況も弱く、一部のお金持ちたちが店の入口に携帯電話置いて並べているような時代でした。

それでも当時としては画期的なことでした。

一人一台の時代へ

第2世代

1993年

いよいよ携帯電話も小さくなり

扱う会社もNTTドコモだけではなくなり、基本料金もドンドン安くなり

携帯電話を一人一台、持てるような世の中になっていきつつありました。

1998年、携帯電話にカメラがついて写真が撮れるようになり

メールに写真を付けて送れるようになり

今でもたまに使われる「写メ」という言葉が生まれました。

電話以上の存在に

第3世代

2001年

携帯電話でメールができるようになり

インターネット(iモードなど)までもできるようになりました!

その後、2001年にFOMAを代表とするテレビ電話ができる携帯電話が登場しました。

スマートフォン登場

スマホイラスト

そしてついに!

2007年、海外のニュースで今のスマホの原型になるオーディオプレーヤーのiPod(アイポッド)を初めて知り

そのiPodが、パソコンの端末として使える電話になると知ったのは衝撃的でした!

その名もiPhoneと呼ばれるスマートフォン!

そしてその頃、初めて日本の携帯電話が特殊だったということも知った。

世界とは違う、日本独自に進化してきた携帯だということを

その名もガラパゴス携帯(ガラケー)

2008年7月ついに日本でもSoftbankからiPhoneが発売されることになった。
(iPhone3G)

2011年10月auでもiPhone取扱い開始。(iPhone4s)

第4世代到来

2013年9月docomoもついにiPhone取扱い開始。(iPhone5s)

そして、日本もどんどん携帯電話からスマートフォンのiPhoneやGoogle携帯(Android)に変わっていった。

音楽だけではなく動画もスマホで視聴したりゲームをするのが当たり前の世の中になってきた。

通信量もどんどん増えてあなたが知っている世の中になりました。

まとめ

5Gだ!

第5世代だって

騒いでいますが、一般市民の生活は実際のところそんなに変わったりしません!

これからジワジワ変わっていってから実感するものなんです。

世の中、便利になったもんだと!?

多分、また約10年後の第6世代が到来するころに

今までの第4世代と第5世代の違いを実感できるのかもしれませんね!

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑