仕事がない!軽貨物で配達の仕事の始めることにしました。
私は最近、仕事が無くなってしまいました。
とはいえ、家族を養っていかなければなりません!
そこで、普通免許さえあれば高度な資格がなくとも始められるという
軽貨物の仕事を始めることにしました。
借金を増やし車を購入して始める職業です。
失敗は許されない背水の陣です!
シロウトが軽貨物の仕事を始めるための必要事項を書き留めておきます。
Contents
軽貨物を始めるために必要な資格
・普通免許
・貨物運送業登録(黒ナンバー)
だけです。
自動車の普通免許が無い方はまず免許を取得する必要があります!
黒ナンバーを取得のために必要なもの
・軽自動車車両
※黒ナンバー付きのリース車両もあるそうです。
これがなければ仕事ははじめられません!
関係役所等に提出する書類が必要です。
・住民票もしくは印鑑証明
・貨物軽自動車運送事業経営届出書
(提出用・控え用の計2部)
・運賃料金表
(提出用・控え用の計2部)
※軽貨物運賃表などで検索してみるといろいろ出てきますのでおおよその相場はわかると思います。
・認印
・住民票または印鑑証明の取得代金
・ナンバープレート代
黒ナンバーを取得のための手順
軽自動車で配送の仕事をするために必要な営業用ナンバー(黒ナンバー)を取得するためには大まかに3ヵ所に行く必要があります。
・区役所
・管轄する運輸支局
・運輸支局指定の軽自動車検査協会
の3ヵ所です。
区役所に行く
まず、お住まいの地域の区役所で住民票もしくは印鑑証明を取得する。
私の場合は印鑑証明(300円)をもらってきました。
管轄する運輸支局で書類を準備する
お住まいの地域を管轄する運輸支局で書類をもらい必要事項を記入します。
・貨物軽自動車運送事業経営届出書
(提出用・控え用の計2部)
・運賃料金設定届出書
(提出用・控え用の計2部)
必要書類は管轄運輸支局のホームページよりダウンロードできます。
(記入例などもありますので確認して記入してください)
※運賃料金表は軽貨物運賃表などで検索してみるといろいろ出てきますのでおおよその相場はわかると思います。
パソコンがある方は必要書類を運輸支局のホームページからあらかじめダウンロードして記入してからいけば1回で済みます。
国土交通省 運輸支局等の案内
・国土交通省の全国運輸支局等のご案内からお住まいの地域をクリック
・選んだ地域からお住いの市町村を管轄する運輸支局を確認する。
私の場合は名古屋市に住んで名古屋で取得するので
国土交通省のHPで「中部」を選択し
全国運輸支局のご案内から「愛知運輸支局」を選択しました。
これで自分が取得するためにいかなければならない運輸支局の
場所や受付時間を確認します。
注意:
私の場合は上記のサイトでは必要書類はダウンロードできませんでした。
本当はできるはずなのですが、迷子になったので
改めて管轄の運輸支局名で検索し「愛知運輸支局」のトップページから
・左のカテゴリーメニューから「様式集(届出用紙等)」を選択
中ほどまでスクロールして
赤文字の「軽貨物」の欄から
・貨物軽自動車運送事業経営届出書
・運賃料金設定届
のPDFと記入例を確認してExcelをダウンロードしました。
愛知運輸支局の記載例
特に大阪の支局の記載例がわかりやすかったです。
大阪の記載例
必要事項を記入捺印して運輸支局に提出
貨物軽自動車運送事業経営届出書
運賃料金設定届出書(無い地域もある)
運賃料金表
事業用自動車等連絡書( 軽自動車検査協会に提出する書類)
車検証のコピー
次に運輸支局から書類を受け取り運輸支局指定の軽自動車検査協会に提出します。
運輸支局指定の軽自動車検査協会に提出
事業用自動車等連絡書(運輸局のハンコ入り)
住民票または印鑑証明
車検証のコピー
認印
黒ナンバーを取得するための費用
交通費と
役所からもらう証明書類費用(2~300円)と
黒ナンバーそのものの代金だけです。
黒ナンバーの料金はだいたい1,500円弱です(地域により多少の差があります)
ナンバープレートをとめるネジも付属してます。
手続きは不備さえ無ければ5~10分ですぐに終わります。
黒ナンバー取得のための届け出に費用は原則かかりません。
(車検証・ナンバープレートの交付等については別途費用がかかりますが、詳しくは軽自動車検査協会までお尋ね下さい。)
※現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のため郵送による提出が望ましいようです。
これらは司法書士さんに依頼すればやってもらえますが費用が5万円ほどかかります。
自分でやればかなりお安くすみます。
開業届けを出す
税務署に開業届けを提出しておきます。(無料)
屋号は考えておいたほうが良いです。
屋号は個人事業主にとっての会社名みたいなものですのでよく考えて決めたほうが良いです。
駐車場を探す
車両購入と同時進行になるとは思いますが
軽貨物車両を保管しておく駐車場を確保しておきます。
自宅に軽バンがあれば、それを黒ナンバーに変更すれば使用できます。
原則として、営業所に併設とすることが必要ですが、併設できない場合は、営業所から2㎞以内に確保してください。
軽自動車には車庫証明は必要ありませんが、自動車を保管している場所(駐車場)の位置を
管轄する警察署長へ自動車保管場所届出書を提出する必要があります。
車両を用意する
軽貨物事業を始めるための車両を用意します。
選択肢としては
・新車
・未使用車(新古車)
・中古車
から選ぶことになるでしょう。
軽配送用の車両
軽配送用の代表的な車両は
・スズキ エブリイバン
・ダイハツ ハイゼットカーゴ
・ホンダ N-VAN
が代表的な車両です。
その他にはOME車といって他のメーカーが基本名前だけ変えてそのままはんばいしている車両があります。
OME車
【スズキ エブリイバンOME車】
日産 NV100クリッパー
三菱 ミニキャブバン
【ダイハツ ハイゼットカーゴOME車】
トヨタ ピクシス
マツダ スクラムバン
スバル サンバーバン
今、どの車を買うかで迷っています。
自分が軽トラックを使った軽配送の仕事に注目するようになり
実際に街中に走る軽配送用の車で一番良く見るのが
スズキのエブリイバンのような気がします。
この中には当然OME車も入っています。
次に見るのがダイハツのハイゼットカーゴ
最後はホンダ N-VANです。
しかし、自分の好みというか実用性を無視するのであれば
ホンダのN-VANが一番好きです。
ボンネットタイプで底床なので、安定感がありそうですし、おしゃれでカッコいいです!
軽バンって高速道路の横風の影響をモロに受けそうですもんね!
しかし、やっぱり価格的にはちょっとお高いですので選べないかもです。
次の候補はスズキ エブリイバン
5AGSと呼ばれるマニュアルとオートマチックを合わせたようなシステムで燃費が良いそうです。
流石に5速マニュアル車にはかなわないでしょうが、長時間、運転する場合、頻繁にギアチェンジするよりオートマチックで燃費が良い5AGSは魅力だと思います。
ギアチェンジ時のトルク抜けが気になるという意見も多いようですが、昔はずっとマニュアル車を運転してきたので、5AGS車がギアチェンジする走行動画を見ても何の違和感も感じません。
それくらい、車が走行中ギアチェンジする際クラッチを切って一瞬パワーが抜けるのは当たり前なほど五感に染み込んでいるのです。
だから、そういった動画を見ても最初は何が問題で何を指摘しているのかさえわかりませんでした。
最後はダイハツ ハイゼットカーゴ
何が嫌とか言うわけでもなく、あまり興味が無く
ザ・軽バン!
これこそが仕事に使う軽バンの王道車というイメージです。
荷物もたくさん積めるし
一番軽配送向きな車両なのかもしれません。
やっぱり今のところは、スズキ エブリイバンの新車か未使用車が最有力候補です!?
新車の値引き次第ですネ!
しかしながら、思い切って車種への好みや諸々全部すっ飛ばして、費用面だけ考えて
総額で30万円くらいで買える中古車を選ぶとういのもアリかもしれません!
壊れたらもう一回同じ程度の車を探せば、3回くらい乗り換えられますから・・・。
まあ以前、黒ナンバーだった軽バンは選ばないでしょうけど・・・。
クルマ選びはこれからいっしょにガンバっていく相棒を選ぶようなものですから慎重に考えたいと思っています。
こればっかりは運もありますが、安い中古車を買って、大きな故障とかして「安物買いの銭失い」にもなりたくありませんし・・・。
大事な選択です。
新車や未使用車は故障の心配は少ないですが、最低でも費用が100万円から150万円くらいはかかります。
中古車は30万円ポッキリから100万円くらいまで程度や走行距離数によって様々です。
乗車距離も自家用車とは比較になりません。
故障のリスクも高くなるので「安心」と「安さ」どちらを選ぶかになってくるでしょう!
軽貨物事業を始めるために一番かかる費用ですので悩ましいところです。
まとめ
ここまで書いてきましたが、まだ車を購入していません!
自動車を買って、事業を始める!
今までも個人自営業者ではありましたが、自動車を買うというような大きな投資をした経験がありません!
「ド素人がまったく知らない業界に大きな投資をして仕事を始める」
正直、怖さがあってなかなか踏み込めないのも正直な気持ちです・・・。
この先、いろいろ話が進んでいったら記事を更新していきたいとおもいます。
もし、私と同じように何らかの事情で軽配送の仕事を始めようと考えている方々に、今日のこの記事が参考になれば幸いです。
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