消防出初式の由来と起源その目的とは!?

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新年を迎えてからの風物詩の一つでもある“消防出初式”

江戸の火消しの時代から続く火消し男たちの一大イベント!

その出初式の由来や起源、目的を調べてみました!

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消防出初式とは?その由来は?

出初式といえば、江戸時代から続く町火消し、雪駄をはいて半被を着た浅草の鳶が纏を持って街中を練り歩き、梯子の曲乗りなどを披露するものと消防署などが様々な最新鋭の消防車や放水を披露する古の祭りと最新のイメージと両極端な印象がありますが実際のところ出初式とは何なのでしょうか?

出初式とは「でぞめしき」と読み、日本の消防関係者により1月初旬に行われる、仕事始めに行われる行事のことです。

出初式は消防出初式ともいい新春恒例行事の一つであり、「出初式」の言葉が新年の季語ともなっています。

現在、東京消防庁の「出初式」では有明・東京ビッグサイトで消火・救助・救急演技、消防機械部隊分列行進、江戸消防記念会による伝統の木遣り行進・はしごのり、東京消防庁音楽隊の演奏など、さまざまな催しが行なわれています。

また、その後浅草寺周辺の江戸消防記念会の三番を組(新門)と四番と組(相澤)が、ビッグサイトで行われた合同出初め式を終えて、浅草奉納出初め式を行っています。

これが先述した、雪駄履いて半被を着た鳶の火消しのイメージだったのですネ!

参考サイト:
http://members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/01%20hashigonori,asakusashouboudezome.html

出初式の起源は?

出初式の起源は江戸時代にさかのぼります。

1659年、江戸の定火消によって上野東照宮で行われた出初が初まりと伝えられています。

明治維新の後、明治8年(1875年)1月4日に第一回東京警視庁消防出初式が行われましたが、出初式としての確たる規定がなかったため、明治32年(1899年)12月、警視庁訓令により、「消防出初式順序」を制定されました。

昨今ではイベント化が進み、従来の梯子の曲乗りや消防車の行進一斉放水などはもちろん、ヘリコプターや最新の消防設備を紹介したり、ヒーローショーや芸能人を迎えアトラクションも増えています。

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出初式の目的とは?

出初式の目的とは、地域の人々に消防広報や火災予防意識の向上が大きな目的となっています。

毎年1月6日に各自治体の消防本部ごとに各地で開催されています。

そして、出初式の模様は一般公開され、参加型イベントとして多くの人を楽しませています。

現在の最新鋭の消防力を公開することで、市民に楽しんでもらうのはもちろん、その楽しみを通して消防への理解と信頼を深めることが、「出初式」の大きな目的のひとつなのです。

そして何より、大がかりな目立つイベントを通して、市民個人個人に消防に対する興味を持ってもらい火災予防に意識を持ってもらうこと!

つまり、「出初式」の大きな目的は、火災予防意識の普及にあるのです。

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