はまぐりの旬、あさりとの違い、砂抜きと上手な網焼き方法
毎年、ひな祭りになると縁起物で食卓にあがるはまぐりのお吸い物!
お父さんから言わせてもらえば、美味しいけれど、ちょっと物足りない・・・。
女性が主役のひな祭りじゃ贅沢は言えないけど、たまには焼きハマグリとかでビールが飲みたい!
そんなお父さんにはまぐりの基礎知識と砂抜きなどの下準備と上手な焼き方を紹介します!
はまぐりの旬の季節は?
はまぐりの旬とはいつごろなのでしょうか?
毎年、ひな祭りのころになるとスーパーなどのも並んでいるのを見かけます!
ひな祭りの縁起物の食べ物だから並んでいるのかと思っていましたが、実はちょうど2月~3月にかけてがはまぐりの旬の季節にあたるようなのです。
4月ぐらいから産卵期に入るのでその直前は栄養を蓄え身も太ってとてもおいしい時季なのです。
ひな祭りには良縁の縁起物として、吸い物などで使うことが多いです。
現在国産のはまぐりはとても希少で、茨城県鹿島灘の漁獲量が最も多く国産水揚げの7割以上を占めています。
店頭で見かけるはまぐりは、中国や韓国からの輸入物がほとんどです。
はまぐりとあさりの違いって!?
お父さんははまぐりとあさりの違いはご存知でしょうか?
私もなんとなく知っているけど、明確な違いを説明することはできませんでした。
そこではまぐりとあさりの違いを調べてみました。
見た目でいえば、まず大きさ!
はまぐりのほうが大きいです。
あさりはだいたい幅2~3センチ位のものが多く流通していますが、はまぐりは最低でも一回りは大きく、幅4~5センチ位のものが多いです。
貝殻表面はツルツル
あさりの貝殻の表面はザラザラしていますが、ハマグリはツルツルと滑らかな表面をしています。
貝殻の厚み
あさりの貝殻は比較的薄く、はまぐりは厚みがありしっかりとしています。
また旬にも微妙なズレがあります。
はまぐりは2~3月、あさりは3~6月が旬です。
ひな祭りははまぐり、潮干狩りシーズンはまさにあさりの旬なわけです。
国産のはまぐりは全体的に白っぽく、茶色や黒っぽい帯状に入っています。
韓国産も模様は国産に似ていますが、全体的に色が濃いのが特徴です。
中国産はM字状の模様がはいっているものが多いのが特徴といえます。
はまぐりの砂抜き方法
はまぐりもあさりと同じで砂抜きをしたほうが安心して食べることができます。
砂抜きも売られていますが、やはり自宅でもう一度砂抜きしたほうが良いでしょう。
砂抜き方法はあさりとまったく一緒で、お水に対して3%の塩を入れ塩水を作ります。
つまりは海水と同じ塩分濃度の水を作ります。
具体的に言えば水1リットルに対して30gの塩を入れ溶かします。
冷蔵庫の中より暖かすぎない室内で、貝同士が重なり合わないように浅いバットのような容器にはまぐりを広げヒタヒタの塩水につけ、アルミホイルなどを被せて最低でも2~3時間、余裕があれば一晩置いてください。
上手なはまぐりの網焼き方法
さて、ここでやっとお待ちかね!
上手なはまぐりの網焼きの方法を紹介します!
焼きハマグリなんてただ網の上に置いて焼けばいいだけじゃないの?
なんて思うかもしれませんが、そのまま焼いてしまうと焼いて口が開いたときに、せっかくの美味しい貝の汁が全部こぼれてしまいます。
昔、はまぐりには裏と表があって、裏を上にするから身が上についてひっくり返るなんて話もありましたが、あれはまったく根拠がなくって、
熱の加えられた面の身が先にはがれてしまうというのは当たり前の話で、下から火をあてれば下の身が先にはがれ、上にくっついてしまうのです。
家庭にはなかなかありませんが、和食の魚を焼くのに使うような上から炙るオーブンを使うと上手にやけます。
また下ごしらえの段階ではまぐりの蝶番(ちょうつがい)を切っておいて開かなくしておくなんて方法もあります。
上の貝殻に酒に湿らせた塩を塗っておき乾いてきたら火の通りの目安になります。
しかし、どれもちょっとした専門的な勘所も必要だったりします。
そこで、トング(氷を挟む道具)を使えば誰でも簡単に美味しくはまぐりが焼ける動画がありましたので載せておきます。
貝汁をムダにしない
おいしいはまぐりの焼き方
ポイントとしては最初にはまぐりに火が通りはじめて貝殻が半開きになった時点で、トングではまぐりを挟み貝の美味しい汁をしょう油ダレに混ぜてしまう!
そしてもう一度網に乗せ、完全に貝が開いたら貝汁を混ぜたしょう油ダレをかけて焼くだけ!
網にダイコンやきゅうりの切れ端を置いてそこにはまぐりを置いて焼けば貝が安定して貝汁がこぼれず尚美味しくいただけます!
あとはアツアツのはまぐりを好みのお酒と一緒に食べるだけ♪
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