甘～くて美味しい「干し柿」！

昔はどこにでもある冬場のおやつだった干し柿。

最近では高級なお菓子になってしまいました。

そんなちょっとお高い干し柿の栄養や日持ち期限と腐ってダメにさせないための保存方法を調べてみました。

干し柿の日持ち期限と保存方法

干し柿は元々保存食として作られました。

しかし、保存食だからいつまでも食べられるのか？ということはありません！

保存に適した環境で熟成させたからこそ寒い冬を越して今アナタのお手元にあるのです。

そんな干し柿を食べられる期限の目安と食べきれない場合の保存方法を紹介しています。

干し柿の日持ち期限

干し柿の日持ち期限は各ご家庭の環境によっても変わってきますので、一概に言うことはできませんが、冬場の暖房で暖められている部屋の中では２～３日

比較的冬場の外気温に近い風通しの良い場所であれば1週間ぐらいは平気で保ちます。

※乾燥すると固くなってしまうので、紙袋に入れるかお皿にラップなどして乾燥のしすぎに注意が必要です。

干し柿の保存方法

【冷蔵保存】
冷蔵庫で保存する場合は紙袋や新聞紙にくるんで入れるか、ビニール袋やジップ付の袋に入れて保存します。

野菜室があるならそちらのほうが乾燥を防ぐことができます。

保存期間は1週間程度

また「脱酸素剤」などを一緒に入れて圧縮袋に空気を抜いて保存すれば1ヶ月くらいは保存できます。

【冷凍保存】

1個づつ丁寧にラップで包んで、フリーザーバッグなどに空気を抜いて閉めてから冷凍庫に保存します。

保存期間は1ヶ月～6ヶ月以上、保存状態によっては1年は保ちます。

【解凍方法】
冷凍した干し柿の解凍方法は食べる1日前くらいから冷蔵庫にうつしてゆっくり解凍するのがオススメですが常温解凍してもそれほど変わりません。

※干し柿の表面を覆っている白い粉みたいなものはカビではありません！
　干し柿の白い粉はカビではなく干し柿の表面からにじみ出た糖分(果糖)です

干し柿の袋にも「表面の白い粉は柿から出る成分ですので、安心してお召し上がりください」とありますよね。

干し柿の栄養価や効能は？

元々栄養価の高い柿ですが干し柿にすることでさらに健康成分が凝縮されます！

干し柿のカロリー 276kcal （100g）
102kcal 37g(1個)

干し柿の栄養成分:1個 37gとして

干し柿のビタミン・ミネラル・食物繊維・塩分など

【ビタミン】

・ビタミンA 44.4μg

・ビタミンE 0.15mg

・ビタミンB1 0.01mg

・ナイアシン 0.22mg

・ビタミンB6 0.05mg

・葉酸 　　　　12.95μg

・パントテン酸 0.31mg

・ビタミンC 0.74mg

【ミネラル】

・ナトリウム 1.48mg

・カリウム 247.9mg

・カルシウム 9.99mg

・マグネシウム 9.62mg

・リン　 22.94mg

・鉄 　　　　0.22mg

・亜鉛 　　　　0.07mg

・銅 　　　　0.03mg

・マンガン 0.55mg

【その他】

食物繊維 総量 5.18g

干し柿の効能・効果

カリウムが豊富で「高血圧予防」や「むくみ予防効果」を期待できます。

さらに食物繊維はほぼ1個で1日分近くを摂取できるので「整腸作用（便秘改善効果）」を期待できます。

また二日酔い、風邪の軽減、疲労回復、胃腸を丈夫にして体を温めるなどの効果もあります。

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