今年の漢字を書いている場所はどこ?誰が書いてるの??
毎年、年末恒例の「今年の漢字」
TVで見てるけど、どこで誰が書いてるの?
書いている現場を見学に行けるのでしょうか?
また、今まで書いた今年の漢字はどこに保管してあるのでしょうか?
そんなちょっとしたギモンを調べてみました!
今年の漢字を書いている場所は?
今年の漢字を実際に書いている場所!
京都の観光名所にもなっている京都市東山区の音羽山「清水寺」
で、書いているのはみなさんもある程度ご存知だとは思います。
しかし、いったい清水寺のドコで書いているのでしょうか?
実際に書いている場所は観光名所でもある清水寺の本堂「清水の舞台」です。
【MAP】
【2014今年の漢字】
今年の漢字を書いてる人は誰?
今年の漢字を実際に書いている人・・・。
テレビでみるかぎり頭を丸め、袈裟を着た身分の高そうな御坊様ですけどいったいどういう立場のどんな方なのでしょうか?
清水寺の貫主(住職) 森清範(もりせいはん)氏
です!
森清範貫主が選ばれた今年の漢字を封書で受け取り、ぶっつけ本番・練習なしで、縦1.5メートル、横1.3メートルの福井県の越前和紙に特大の筆で書いています。
この場合「書く」という言葉を使わず、「揮毫(きごう)」したという言い方がふさわしいようです。
※ 揮毫:(筆をふるって)字や絵をかくこと。
今年の漢字を見学できるの?
テレビの生中継で公開されている今年の漢字の揮毫を実際に清水寺へ行って見学できるのでしょうか?
残念ながら今年の漢字の揮毫の公開中継は報道関係のみを対象にしていて一般観光客は見学することができないこととなっています。
当日の正午からは清水の舞台のほとんどが報道陣専用のためのスペースとして確保され、一般観光客も入場はできますが、実際には通り抜け用の通路しか残されていませんので、舞台からの素晴らしい眺めを見ることができなくなっています。
かろうじて通路に入れても警備員から立ち止まらないように促されてしまいます。
もし運悪く、今年の漢字のことを知らずに清水寺に観光にきてもその時間帯には舞台からの素晴らしい眺めを見ることができなくなっています。
また本堂の舞台を望むベストスポットでもある奥の院前も報道陣のみに優先的に撮影スペースが確保されていて、一般客はこちらも警備員から立ち止まらないように促されてしまいます。
今年の漢字の発表の公開に関しては各メディア取材が最優先になり、一般観光客は本来の観光すら制限される状況のようです。
ですので、「今年の漢字」の発表当日の現場見学はやめておいたほうが無難でしょう。
一般向けの公開は清水寺の本堂で、31日正午まで「今年の漢字」が公開されています。
今年の漢字の保管場所は?
12月いっぱいまで本堂で一般公開されたのち、本尊の千手観世音菩薩に奉納されます。
その後、森清範貫主の書いた書は、森清範貫主直筆書とされ、京都八福庵が公許取扱処として管理されています。
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