お歳暮を貰ってお返しは必要なのですか?お礼はどうすればいいの?

公開日:  最終更新日:2015/09/14

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「お歳暮」由来や風習は何となく理解はしていて、子供の頃から頂きものというイメージで見聞きはしていても自分が大人になり、実際に人としてのお付き合いから初めて頂いた「お歳暮」

お礼はどうすればいいのか?

お返しは必要なのかさえもわからない・・・?

そんなアナタの参考になれば幸いです。

お歳暮を貰ってお返しは必要なんでしょうか?

本来お歳暮はお世話になった目上の人に感謝の気持ちを表す意味で贈るものなので、お返しは必要ないと言われています。

しかし近年では同僚や友人などのお付き合いで贈る場合もあるようですので、そういう場合には同等のものを贈ってもいいのではないでしょうか?

また、何か頂いたらお返しをすることが常識のように思われていますが、お歳暮やお中元の本来の意味からすればお歳暮を贈った相手からお返しが無いことを不快に思ったり、期待することが筋違いであると憶えておくとよいでしょう。

お歳暮を頂いたらお返しよりも、なるべく早いお礼を伝えるのが礼儀です。

お歳暮を貰ったお礼はどうすればいいの?

お歳暮を直接持参された場合はその場で自宅へ迎え入れきちっとお礼を直接相手に言えますが、最近は宅配などの配送で届くことが多く、贈った相手も確実に届いたのか気に入ってもらえたのかなど心配になるはずです。

できるだけ早くお礼と感想を伝えましょう。

親しい関係であれば電話やメールでも構いませんが、目上の方から頂いた場合は手書きで書いたお礼状を送るのが礼儀です。

お礼状の書き方

●拝啓や前略などの頭語を入れる

●時候の挨拶
 初冬の侯、師走の候、歳末の候、冬至の候、大雪の候など

●お礼の気持ちを伝える

●自分だけでなく、家族も喜んでいる様子を伝えます

●今後のおつきあいもお願いする気持ちを伝える

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●一年で最も寒い時期を迎えるにあたり、相手の健康を気づかう気持ちを伝える

お礼状の見本

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お歳暮を貰ってお返しをする場合の対処法は?

お歳暮は一度貰ったり贈ったりするとある程度続く性質がある習慣ですので、その年だけの感謝としてお返しするのであれば「お歳暮」ではなく「御礼」として贈ったほうが良いとされています。

お歳暮を一度貰ったり贈ったりするとある程度続くとはいっても一生続くわけではありません。
お世話やお付き合いの度合いなどの感覚で良いのではないでしょうか?

受け取り側も贈ってもらう理由が無くなると心苦しく感じられることもあるでしょう。

そういった場合はお礼状などで、感謝を表しつつも「どうか今後はお気遣いなさいませんようお願い申し上げます」、「今後このようなお気遣いは無用にしてくださいませ」など、お歳暮を断る一文を添えるのが良いとされます。

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まとめ

お歳暮は日頃の人間関係においてお世話になった人間が感謝の意をプレゼントというカタチで表現する習慣でしょう。

普通のプレゼントのように貰ったらお返しをするという感覚とは少し性質の違う風習といえるのかもしれません。

世話や面倒を見た人からの感謝の気持ちとしてありがたく頂いてお礼状などで感謝を表すことがお歳暮やお中元の礼儀なのです。

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