数の子を塩抜きする正しい方法と理由とは?日持ちの目安は?

公開日:  最終更新日:2020/02/16

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数の子の正しい塩抜き方法とは?

せっかくの塩味・・・なぜ塩抜きしなきゃ食べられないの?その理由は?

塩抜きしたら日持ちしないの?日持ちの目安はあるの?

など数の子に関する疑問について解説しています。

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数の子の塩抜きする正しい方法とは?

数の子の塩抜きには薄い塩水を使います。

正確には「水の量に対して1%」の塩を溶かします。

お水が1リットルだったら10グラムの塩を溶かします。

6~8時間に一回塩水を交換してそれを2~3回繰り返します。

2回め以降は数の子を少しちぎり塩加減を見ながら塩抜きを加減します。

多少、塩味が残っている程度が上手な塩抜き加減です。

※注意点としては塩を抜きすぎると味そのものが無くなって苦味が出てしまいます。
(試しに塩抜きする前の数の子を少し味見してみると加減がしやすいでしょう)

そもそも数の子を塩抜きする理由は?

なぜ数の子は塩漬けしてあるのでしょうか?

これは味付けのためではありません!

「塩漬けは、塩の脱水作用をうまく利用した保存方法なのです」

塩の浸透圧により細胞内の水分が排出され細胞の活動が止まります。

塩と相性の悪い微生物(細菌、カビ、酵母菌など)は死滅します。

これは冷蔵庫などが無い時代から続く生活の知恵で、食物の旨味などは損なわない防腐効果の高い食物保存方法なのです。

そのため、数の子をそのまま食べるとかなり塩辛い状態になっているのです。

内部から均等に塩を適度に抜くことで美味しく食べられるようにするのが数の子を塩抜きする役目です!

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数の子を塩抜きしてから何日日持ちはするの?

先述したとおり保存の為の塩漬けなので、塩抜きすれば細菌の繁殖は活性化されます。

味付けの塩分濃度にもよりますが、できるだけ早く食べることをオススメします。

面倒くさがらず逆算して毎日食べる分だけを塩抜きするのがベストです。

できれば、1,2日で食べきってしまいましょう。

 

 

数の子を塩抜きしてどんな味付けしてる?

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塩抜きした数の子の味付けもいろいろありますので一覧にしてみました。
参考にどうぞ!

一般的なのが、しょう油とかつお節
一晩、かつお節に浸けた出汁しょう油に数の子を和えてさらにかつお節をかけるとGood!
時間が無ければしょう油にかつお節と化学調味料をかければOK!

しょうゆ漬け・・・だし汁をベースに、正油や砂糖、みりんなどで味付けしたタレに一晩漬け込みます。
これも時間が無ければ市販のめんつゆに和えて一晩漬け込めば簡単です。
(濃縮つゆ割合によって分量を調節)

山かけ・・・しょうゆ漬けした数の子に山いものとろろをかけて完成です。

粕漬け・・・酒粕に漬け込み、1~3日くらいで美味しい粕漬になります。

わさび漬け・・・市販のわさび漬けと和えるだけ!

松前漬・・・市販の松前漬けに和えるかタレ付き松前漬けの素を買ってきて漬ける。高級松前漬けになります!

サラダ・・・塩抜き数の子を細くちぎって、野菜を入れてマヨネーズやドレッシングであえます。

数の子の味はシンプルなのでコリコリツブツブの歯ごたえを活かした料理が合うと思います。

良いお年をお迎えください♪

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