2018年の冬至っていつ?かぼちゃや柚子湯の意味、由来も調べました!
毎年12月になると冬至でかぼちゃや柚子湯関連のニュースが流れます。
冬至って夜が一番長い日?
夏の夏至の反対??
何でかぼちゃ食べるの?柚子湯の意味は???
結局、はっきりしたことは何も知らなかったりします!
これを機会に冬至について小ネタ程度に勉強しましょう!
冬至はいつ?2018年の場合
冬至は毎年同じ日付にやってくるわけではありません。
だいたい12月22日ごろにめぐってきます。
1年を24の季節で分けた二十四節気の22番目:
画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E8%87%B3
2018年の冬至日は「12月22日」です。
冬至 意味
二十四節気のひとつで毎年12月21~22日頃巡ってきます。
せいかくには太陽の中心が冬至点を通過する瞬間が冬至で、冬至の瞬間を含む日を冬至日(とうじび)と呼んでいます。
しかし、一般的には冬至日が冬至と呼ばれています。
特徴として、北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で「昼が最も短く」「夜が最も長く」なる日のことです。
この日には柚子湯に入ったり、地方によってはかぼちゃを食べたりする風習があります。
この「冬至」の反対が「夏至」に当たります。
冬至にかぼちゃを食べる由来は?
冬至は太陽の力が一番弱まり一年で一番昼が短くよるが長い日で、この日を境に太陽の力が強くなっていく日=陽の気が強くなりはじめる日ということから「一陽来復」(いちようらいふく)の日とされています。
運盛り
冬至は陽の気とともに運気も上昇しはじめる日とされ、その日にもっと「運」をつけるため名前に「ん」のつくものを食べる「運盛り」という風習があります。
「なんきん」「れんこん」「にんじん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」を冬至の七種(ななくさ)といいます。
かぼちゃに「ん」はついていませんが、「南瓜(なんきん)」や「唐茄子(とうなす)」などの呼び名もあります。
冬至の「と」
また、冬至の「と」に因んで、「と」の付く食べ物、唐茄子(カボチャ)・豆腐・唐辛子・ドジョウなどを食べる風習もあります。
特にかぼちゃを食べる風習は全国的に広まっていて、冬至にかぼちゃを食べると中風にならず、長生きするともいわれています。
かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富で、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的で本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための知恵でもあったのです。
冬至に柚子湯に入って温まる由来は?
お風呂に柚子を浮かべて入るとかいりも良くって身体もポカポカ温まりますよね!
しかし、食べ物である柚子をどうしてお風呂に入れるのでしょうか?
柚子湯の流行の始まりは江戸の銭湯からだそうで、1838年(天保9年)の『東都歳時記』に記されています。
本来の意味は、「一陽来復」に備えて、運を呼びこむために体を清めて厄払いするための禊(みそぎ)であったのです。
現代でも大切な儀式前や大晦日には必ずお風呂に入り一年の垢を落としてから新年を迎えるというような風習がありますよね!
端午の節句の菖蒲湯などのように、強い香りがする植物で邪気をはらう風習がありますが、冬が旬のゆずは香りも強く、邪気払いにぴったりだったのでしょう。
また、柚子湯には、ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂合せもあります。
ゆず湯に入ると「1年間風邪をひかない」といわれています。
ゆずには血行促進を促して冷え性緩和や体を温めて風邪を予防する働きもあり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もあります。
さらに、香りにより緊張をほぐしリラックス効果もあるため、寒い冬を気持よく越すためにも大いに役立ってくれます。
まとめ
今年の冬至はいつ?
とか、具体的に聞かれたりすると何か知らないと恥ずかしいような気がしますが、それほど気にする必要はありませんよね!
スーパーの売り場や、花屋さんなど冬至を感じる街の雰囲気はそこらじゅう出ていますし、テレビのニュースなどでも前日や当日などは必ず取り上げられています。
年末で忙しく疲れも溜まりやすく、寒い時期でもありますのでお風呂にゆっくり浸かって体を温め風邪などひかないようにするくらいの気楽な気持ちで冬至を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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