ブレザー制服が主流になりつつあるイマドキの女子中高生の間でも「学生服の第２ボタン」は根強い人気があるそうです！

卒業してもう会えなくなってしまうかもしれない前に、想いを告げてたった一つしかない記念の第２ボタンが欲しい！

でも、卒業式に学生服の第２ボタンをもらう本当の意味を知っていますか？

ただ、先輩たちがもらっているのを見てマネしているだけじゃありませんか？

そんなアナタの思い出になるハズの「学ランの第２ボタンをもらう意味や由来」を調べてみました！

卒業式に学ランのボタンをもらう意味とは！

中学や高校の卒業式に好きな男子の学ランのボタンをもらう意味って何なのでしょうか？

そんなの昔の話でイマドキ何言ってるんだ！と思われるかもしれませんが、

女子中高生を対象とした「卒業式に関する意識調査」に関するアンケートで

「卒業式の時、異性に記念にもらうとしたら何が欲しい？」

という質問に対して、半数以上の女生徒が「第２ボタンがほしい」と回答したのです！

現代でも学生服の「第２ボタン」には特別な意識があるようです。

そこで調べてみると卒業式におねだりされる詰め襟の学生服の５つのボタンにはそれぞれ意味があるようなのです。

５つある各ボタンの意味

やはり第２ボタンが人気なのには意味があったのです！

モテる男子生徒などは、第２ボタンに限らず学生服のボタン全部無くなってしまってますもんね！

ボタンの場所より好きな男子の記念が欲しいのでしょね・・・多分。

卒業式にボタンを渡すようになった由来とは！

学生服の第２ボタンの意味はわかりましたが、なぜ？

いつから学生服のボタンを渡すことが始まったのでしょうか？

卒業式のボタンの由来

調べてみると、学生服の第２ボタンを渡す風習の由来の始まりは昔の映画からきていました。

1960年4月公開

「予科練物語　紺碧の空遠く」

という映画のワンシーンに戦時中、神風特攻隊として出撃することになった若き主人公が大切な女性に何か自分のモノを渡しておきたいと、天皇から配給された大切な軍服の胸がはだけることのない第２ボタンを出撃前に引きちぎって渡すシーンがあったのです！

「二度と生きては帰れない」という悲痛な思いがこもった「軍服のボタン」を彼女に託したのです！

この感動的なシーンがもととなり、以降「卒業式の第2ボタン」が定着していったといわれています。

また、当時アイドルだった柏原芳恵さんの1983年に発売された「春なのに」が大ヒット！

「記念にください ボタンをひとつ」という歌詞が曲の中に登場するのです。

失恋ソングなのですが女子中高生の共感を誘ったのでしょう・・・当時、卒業式で第2ボタンをもらった学生の多くが、この曲に影響を受けたともいわれています。

柏原芳恵 春なのに

卒業式のボタン、制服がブレザーの場合どうしてる！？

卒業式に学生服の第２ボタンをもらう意味や由来はわかったとして、最近の学生服の主流はツメエリの学生服からブレザー制服に代わってきています。

そんなブレザー学生服の第２ボタン事情はどうなっているのでしょうか？

ブレザーにもボタンはありますが、学ランの学生服の第２ボタンとはかなりイメージが違ってきます。

なかには第２ボタンには違いないんだからとブレザーの第２ボタンをもらう女生徒もいるようですが、やはり

ブレザー制服の第２ボタンに代わるアイテムとして一番多いのはやはり「ネクタイ」！

あとははカーディガンやセーター、ジャージ、ブレザーそのもの・・・。などです！

その男性の記念（身に着けている思い出になるもの）になるものならなんでもいい！って感じです。

少しポイントがボケてきてるけど第２ボタン感覚だけは生きてる感じですね～！

どうせ後で邪魔になるようなくたびれた制服や衣類もらうんじゃなく、ワンポイントになる小物にしょいといたら？

なんて思うのは汚れた大人だからでしょうか・・・www！

まとめ

学生服の第２ボタンのフレーズは出てきませんが、
個人的には松田聖子の「制服」を聞くと当時の感情が蘇ってくる感じがします。

松田聖子 制服

ボタンを貰っても、渡しても、結局心に残るのは甘酸っぱい思い出です！

「第２ボタンくださいっ！」

って勇気をだして思い切って行動すれば、何もしないよりきっとアナタの心にいい思い出として残るはずデス・・・。

一人で告白できなかったら、友達に頼んで付き添ってもらったら勇気が出ますよ・・・きっと！

大人になっても、当時を振り返るとチョットだけ胸が熱くなったりします♪